第68回全国消防技術者会議は終了いたしました。
ご参加くださいました皆様にお礼申し上げます。


開催結果の報告

令和2年(2020年)11月26日(木)の午後、第68回全国消防技術者会議をオンラインにて開催しました。

今回は参加者と職員の感染リスクの低減とともにCOVID-19がどのような状況にあっても会議を開催し「議論を止めない」ことを第一の目標に定め、事前に発表動画を収録し、また発表者が消防研内の配信会場と地元のいずれからでも必ず配信ができるよう準備しました。また、リアルタイムの議論を行うため、質問やコメントをオンラインフォームからセッション座長が受け取り、発表者との間で質疑応答を行いました。

終了後に行ったアンケートの回答(244件(回収率42%))の中だけでも、1,032人と例年と同等以上の参加者を得ることができたことがわかりました。実際にはこれ以上の方が参加してくださっていたものと思われます。また、46都道府県から参加申し込みがあり、特に例年は参加者の少ない東京から遠方の参加者が増加し、オンラインのお陰で参加できたとの言葉も多くみられました。

なお、配信に用いたYouTubeの同時視聴者数の表示は100前後を推移してご心配をおかけしましたが、最終的な総再生時間は2,069.8時間で、会議の配信時間から算出すると少なくとも451回線が常時接続していたことがわかりました。

会議準備や運営は試行錯誤の連続でしたが、無事滞りなく会議と配信を終えることができました。ご協力くださった多くの皆様に感謝申し上げます。


開催報告(令和3年1月消防の動き 597号) [PDF](1.0MB)  消防庁HPに移動します(2021/4/13確認)


アンケート結果の概要

会議終了後に、参加申込者にメールでのアンケートを依頼し、244件(回収率42%)の多数の回答を得ました。

1件の申し込みで複数名が視聴したケースも多く、少なくとも1,032人が参加していたことが判りました。

北海道や九州など、例年は参加者の少ない遠方の地域からの参加者が多く見られました。

オンライン配信への接続は、支障なかった(88%)と概ね支障なかった(12%)で100%となり、視聴できなかったとの回答はありませんでした。

このほか、自由記述欄にも熱心なコメントが数多く寄せられました。中でもオンライン開催のお陰で参加できたとの声が多く、そのすべてが政令市以外の中小規模の消防本部からのものでした。また、勤務の都合で参加できなかった、途中退席せざるを得なかったなどの理由で、会議終了後の視聴を希望する声が多数ありました。


アンケート結果の概要[PDF](1.0MB)(0.3MB)(2021/4/13確認)

ライブラリから一部の発表動画を閲覧可能です [ライブラリページに移動します]


 消防研究センターでは、全国の消防の技術者が消防防災の科学技術に関する調査研究、技術開発等の成果を発表するとともに、聴講者と討論を行う「第68回全国消防技術者会議」を、今年度はオンラインにて開催します。

  1. 開催日:
    令和2年11月26日(木)
  2. 場所:
    オンラインにて開催
  3. 募集定員:
    1,000人を予定
  4. 参加費:
    無料(オンライン会議への接続に必要な機器等は参加者にてご用意ください。)
  5. 内容:
    (1)特別講演
     講師:大宮 喜文(東京理科大学 教授)
     演題:「過去から令和の時代の建築防火を考える」
    (2)研究発表
     「令和2年度消防防災科学技術賞」の受賞者及び当センター職員による発表
  6. プログラム、予稿集:
    プログラム[PDF](ファイルサイズ 0.1MB)
    予稿集[PDF](ファイルサイズ 25.2MB)
    ※ダウンロードしにくい場合は、しばらく経ってからアクセスしてください。
  7. 参加(聴講)申し込み方法:
    参加申込みは終了しました。
  8. 申込専用サイト開設期間:
    10月1日(木)から11月18日(水)まで
  9. 問い合わせ先:
    消防庁 消防研究センター 研究企画室
    東京都調布市深大寺東町4-35-3
    電話:0422-44-8331
    FAX:0422-42-7719
    E-mail:68_gijutsusha@fri.go.jp