携帯メール宛火災情報伝達ソフトウエアの公開について

ホテルや旅館等の宿泊施設において、警報設備の警報音による火災情報が聞こえにくい高齢者等災害時要援護者と、警報音の聞こえる人の間で情報格差が生じないようにするため、携帯電話のメール機能を利用して火災情報を伝達するソフトウェアを公開します。

ソフトウェアのダウンロード

ダウンロード前に必ずお読みください

1. 携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアについて

本携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアは、ホテルや旅館等の宿泊施設において、警報設備の警報音による火災情報が聞こえにくい高齢者等災害時要援護者と、警報音の聞こえる人の間で情報格差が生じないようにするため、携帯電話のメール機能を利用して火災情報を伝達するソフトウェアです。
携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアには、火災情報を2種類配信できる2種メール配信ソフトウェアと3種類配信できる3種メール配信ソフトウェアの2種類のソフトウェアがあり、宿泊施設に設置されている警報設備の種類に応じた選択と宿泊施設の防火管理体制に応じた選択ができるようになっています。

2. 警報設備の種類に応じた携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアの選択

携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアは、宿泊施設に設置されている警報設備の種類に応じて、図1に従い、2種メール配信ソフトウェアまたは3種メール配信ソフトウェアを選択して使用してください。

図1 携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアの選択

3. 防火管理体制に応じたメールシステムの選択

携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアの運用は必ずしも警報設備に合わせる必要はなく、火災発生時の避難誘導方法を考慮し選択することも可能です。

例えば、以下に示すような避難誘導方法を確立している施設では、警報設備の種類にかかわらず、3種メール配信ソフトウェアを使用することが考えられます。

3種メール配信ソフトウェアを運用した場合の例を図2に示します。

図2 3種のメール配信ソフトウェアの運用例

4. 使用許諾

本ソフトウェアを使用するためには、使用許諾書のすべての条項に同意していただくことが必要です。本ソフトウェアのインストール前に、使用許諾書を十分お読みください。

本ソフトウェアをインストールされた方は、使用許諾書の各条項に同意したものと見なします。

5. 動作推奨環境

パソコン

  • OS : Microsoft Windows 2000/XP Home Edition/XP Professional Edition
  • CPU : インテル Pentium 350MHz以上(推奨)
  • メモリ : 512MB 以上(推奨)、256MB 以上(最低)
  • HDD : 本ソフトウェア用に50MB以上のハードディスク空き容量
  • LANインターフェース:10BASE-T/100BASE-TX
  • ディスプレイ:解像度 1024×768以上、High Color(16bit)以上

6. 注意事項

  1. 本ソフトウェアはインターネット接続を使用します。ブロードバンド等の常時接続環境以外でご利用の場合には、送信に時間がかかる場合があります。
  2. メールが携帯電話まで到達する間には、インターネットプロバイダーや携帯電話会社の設備でのデータ処理作業を経るため、メール着信まで長時間を要する場合があります。
  3. 携帯電話のバッテリー切れや電波受信不良などでメールが不着となる可能性があります。
  4. ウイルス対策ソフト、ファイヤーウォールソフトなどのインターネットセキュリティソフトがインストールされている場合には、本ソフトウェアからのメール送信がブロックされる場合があります。その場合には、インターネットセキュリティソフトの設定変更が必要となります。
  5. 本ソフトウェアを用いた火災警報システムは、必ず自動火災報知設備または非常放送設備と併用して使用してください。

消防研究センターが配布する携帯メール宛火災情報伝達ソフトウェアをダウンロードしてご使用いただくには、以下の使用許諾書に同意していただく必要があります。

ダウンロードをもって、下記「ソフトウェア使用許諾書」に同意したものとみなします。

ソフトウェア使用許諾書