平成30年度の表彰 応募要領
平成30年度の募集は終了致しました。
ご応募いただきました皆様にお礼申し上げます。
平成30年度消防防災科学技術賞応募要領
1. 趣旨
消防防災機器等の優れた開発・改良を行った者、消防防災科学に関する優れた論文を著した者及び原因調査に関する優れた事例報告を著した者を消防庁長官が表彰することにより、消防防災科学技術の高度化と消防防災活動の活性化に資することを目的として実施するものです。
2. 主催
消防庁
3. 応募方法
3.1 応募者の区分
応募者の区分は次のとおりとします。
- (1)消防職員・消防団員等の部
- 消防職員、消防団員等の個人又は団体(都道府県消防防災主管課、都道府県消防学校等、消防防災に係わる公共機関の職員を含む。)
- (2)一般の部
- (1)以外の個人又は団体
消防職員・団員等とそれ以外の者とが共同で応募する場合は、主たる応募者の所属で区分します。
3.2 作品の区分
作品の区分はそれぞれ次のとおりとします。
(1) 消防職員・消防団員等の部
- A.消防防災機器等の開発・改良
- 消防防災活動において活用するために創意工夫された機器等を開発又は改良したもの。
- B.消防防災科学論文
- 消防防災活動における問題点を技術的な観点から解決又は考察したもの。
- C.消防職員における原因調査事例
- 消防機関において実施された原因調査で、消防防災科学技術の観点から解決又は考察したもの。
(2) 一般の部
- D.消防防災機器等の開発・改良
- 消防防災活動において活用するために創意工夫された機器等を開発又は改良したもの。
- E.消防防災科学論文
- 消防防災活動における問題点を技術的な観点から解決又は考察したもの。または、消防防災分野における事項に関して検証や分析を行ったもの。
3.3 応募方法
応募書類は、「平成30年度消防防災科学技術賞 応募要領」「別紙 応募書類作成要領」に則って、日本語で作成してください。
また、「表紙の記入例」各区分別「記入例」もご参考になさってください。
下記リンクより、それぞれの区分の「様式」をダウンロードしてお使いください。
消防防災機器等の開発・改良(A・D)
消防防災科学論文(B・E)
消防職員における原因調査事例(C)
- 応募書類は、紙媒体を正本、その書類の電子データを含むCD(USBメモリ不可)を副本とし、その両方を送付してください(一個人又は一機関が複数の作品を送付する場合は、それらの作品を一枚のCDにまとめても良い)。
- 紙媒体は片面カラー印刷し、綴じずに提出してください(糊付け、ステープラー止め、製本不可)。
- 応募書類の電子データはMicrosoft Wordで送付してください(PDF、DocuWorks不可)。
- 応募書類以外の資料(カタログ、動画等)は送付されても審査の対象とはなりません。なお、受領した応募作品は返却しません。
- 応募書類を郵送する際は封筒の表書き面に、消防防災科学技術賞応募書類在中と朱書きで明記してください。
- 応募の際は、「同封書類チェックリスト」を利用して確認してください。
※同封書類チェックリストはこちら
送付先
〒182-8508 東京都調布市深大寺東町4丁目35番3号
消防庁消防研究センター 研究企画室
3.4 応募受付期間
平成30年4月2日(月)~5月7日(月) 平成30年5月7日の消印有効とします。
3.5 応募にあたっての注意事項
(1)共通事項
- 過去に本表彰事業に応募されたものと同一の作品は対象外とします。
- 一次審査を通過した応募作品は、受賞候補作品として、作品名、所属、氏名、作品概要が消防庁のホームページ上で公開されます。また、最終選考の結果、受賞が決定した作品は、全文が冊子にまとめられるとともに一般に公開されます。作品内の個人情報等の取扱いには十分注意してください。なお、これら公開にあたり、改めての意思確認は行いません。
- 必要に応じて、所属組織内で事前の了解を得ることをお薦めします。
- 原則として、一度送った応募作品の差替えはできません(誤字脱字等の些細な変更は要相談)。
(2)「消防職員における原因調査事例」の場合
- 係争中の事例ではないこと。
- 応募者の区分が「消防職員」に該当しない方は、「消防職員における原因調査事例」の区分には応募できません。
4. 審査及び評価のポイント
4.1 審査
- 審査は紙媒体で提出された作品に基づき行われます。
- 審査は、有識者で構成される選考委員会によって行われます。
- 審査は、応募者の氏名・所属等を伏せずに行われます。
- 7月頃に、審査過程にある受賞候補作品を消防庁のホームページ上で公開します。
- 過去の表彰作品一覧は、こちらからご覧いただけます。
4.2 評価のポイント
応募作品の審査にあたっては、消防活動に関わる現場の視点を重視します。
(1)「消防防災機器等の開発・改良」の場合
技術的な創意・工夫を有するもの、安全性が担保されているもの、傷病者などに不利益を与えないもの、普及を推奨できるもので、今後の消防防災活動において活用が見込まれるもの。
(2)「消防防災科学論文」の場合
技術的な創意・工夫を有するもの、先見性を有するもの、適切な検証がなされているもので、今後の消防防災の分野において応用・発展が見込まれるもの。
(論文の例)
- 燃焼現象等に関する新たな学術的知見、及びそれをベースにした検証
- アンケート等に基づく実態調査・考察
- 事故予防・被害軽減の具体的な手法
- 検証に基づく地域防災活動の有り方など
(3)「消防職員における原因調査事例」の場合
調査の過程が科学的根拠に基づいたもので、今後の原因調査の高度化や予防対策への寄与など、波及効果が期待されるもの。
5. 表彰について
5.1 受賞者の決定
受賞者は、9月頃に決定され、公表される予定です。なお、応募者には結果を通知します。
5.2 表彰の件数
表彰の件数は次のとおりです。
優秀賞
消防職員・消防団員等の部における消防防災機器等の開発・改良 5件以内
消防職員・消防団員等の部における消防防災科学論文 5件以内
消防職員における原因調査事例 10件以内
一般の部における消防防災機器等の開発・改良 5件以内
一般の部における消防防災科学論文 5件以内
奨励賞
消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学論文及び原因調査事例 3件以内
5.3 表彰式について
受賞者には、平成30年11月に行われる表彰式において、消防庁長官より表彰状及び副賞を授与します。
5.4 受賞作品の発表、掲載等
- 受賞作品については、第66回全国消防技術者会議(11月開催予定)において、受賞者から発表していただく予定です(口頭発表又は展示発表)。
- 受賞者、受賞作品(本文、図表及び写真)を消防庁及び消防研究センターの広報媒体等に掲載します。掲載にあたり、改めての意思確認は行いません。
6. 個人情報の取扱いについて
応募書類に含まれる個人情報については、作品の審査、表彰作品の発表及び事務局からの連絡業務においてのみ利用し、応募者本人の同意がある場合を除き、主催者以外の第三者に提供・開示することはありません。
7. 問合せ先
その他、ご不明な点がございましたら、次の連絡先までお問い合わせ下さい。
- 消防庁消防研究センター 研究企画室
- 〒182-8508 東京都調布市深大寺東町4丁目35番3号
電話:0422-44-8331(代表) FAX:0422-44-8440
メールアドレス:hyosho2018@fri.go.jp