概要

  • テーマ:「大規模物流倉庫火災」

     2017年2月16日、埼玉県三芳町の大規模物流倉庫において発生した火災は約45,000m2を焼損し、鎮火までに13日を要する大きな火災となった。
     倉庫は従来ものを保管する場所であったのに対して、近年の生活様式の変化により、多種類の商品を保管、仕分けし、小分け発送を行う物流の拠点へと変化したものが現れている。そのため、従来は倉庫内に多くは見られなかったコンベヤが縦横に走り、多くの人が常時内部で働くという新しい形態となっている。このような中で起きたこの火災は、窓の少ない建物、内容物の多様さ等から長期の活動を余儀なくされた。
     この火災は、消防法第35条3の2に基づく消防庁長官が自ら火災原因調査を行う事故となり、消防研究センターから延べ132人の職員を投入し原因調査業務にあたった。消防設備が規定に基づき設置されている建物で、なぜこのような大きな災害になったかを検証するため、消防庁・国土交通省は「埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会」を開催し、委員会より各種の提言がなされた。
     この講演会では、契機となった2017年発生の大型物流倉庫火災の状況・活動、それを受け再発防止に向けた行政、事業者の取り組み、研究活動について講演を行う。

  • 主催 :消防庁 消防研究センター
  • 日時 :平成30年11月22日(木)13:15~16:00(予定)
    第66回全国消防技術者会議の第2日目午後に開催いたします。
  • 会場 :ニッショーホール(日本消防会館)
  • 定員 :定員:650名
  • 参加費:無料
  • 参加申し込み期間:8月13日(月)~11月18日(日)
  • 参加(聴講)申し込み方法:
    ※現在、満席となっておりますが、キャンセルが時々発生しております。
     キャンセル発生の場合、予約が再び可能となりますので、下記「参加申込専用サイト」にて適宜ご確認ください。

    こちらから参加申込専用サイトにアクセスし必要事項を入力してください。
  • 問合せ先 :消防庁 消防研究センター 研究企画室

プログラム

【開会】13:15
13:15-13:20 開会の辞・趣旨説明 塚目 孝裕
(消防研究センター)
【セッション1】
13:20-13:40 埼玉県三芳町倉庫火災 長谷川 信之
(入間東部地区事務組合消防本部)
13:40-14:00 埼玉県三芳町大規模倉庫火災における長官調査 塚目 孝裕
(消防研究センター)
14:00-14:20 ダンボール箱から出火した倉庫火災の火災進展予測
~火災調査への火災シミュレーションの活用~
阿部 伸之
(消防研究センター)
【休憩】14:20~14:35
【セッション2】
14:35-14:55 埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた消防庁の取組 塩谷 壮史
(消防庁予防課)
14:55-15:15 埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた国土交通省の取組 山口 義敬
(国土交通省 住宅局 建築指導課)
15:15-15:35 物流倉庫における端材ダンボール防火対策研究 片山 大一郎
(アスクル株式会社)
15:35-15:55 ダンボールの燃焼性状に関する実験的研究 佐藤 康博
(消防研究センター)
【閉会】16:00