概要

  •  テーマ:「2016年糸魚川市大規模火災」
     2016年12月22日に糸魚川駅の北側で大規模市街地火災が発生した。被災した地域は、昔ながらの町並みを保存し観光資源としていた地域で、古くからの木造の建物が多く存在していた。消火活動は出火から鎮火まで30時間以上を要し、焼損面積は30,412㎡ に及んだ。この火災は、1976年10月29日に発生した酒田大火(山形県酒田市)以来の通常時大規模市街地火災となった。
     多くの応援部隊が駆け付けて消火活動を実施したが、南からの強風に煽られた火勢は海岸線の道路まで到達し、147棟が焼損した。建物や市街地の防火性能の向上や消防力の充実により、通常時に大規模な市街地火災は起きないのではないかと言われていたが、いくつかの条件が重なり大規模市街地火災となった。
     消防研究センターでは、鎮火後現地に研究員が入り、延焼拡大の状況、飛び火による被害の把握、煙の状況、被災街区の建物構造などについて調査を実施した。また、消防庁では、今回の大規模市街地火災を受けて「糸魚川市大規模火災を踏まえた今後の消防のあり方に関する検討会」を開催し、問題点の抽出や今後の対応について検討した。今回の講演会では、糸魚川市大規模火災の被害の状況や被災街区の建物構造、飛び火による被害の状況、被災現場での風の状況、消防隊や消防団による実際の消火活動、延焼シミュレーションによる市街地火災の拡大予測と消防活動の効果、大規模市街地火災に対する今後の消防の取り組み方について講演を行う。
  • 主催 :消防庁 消防研究センター
  • 日時 :平成29年11月30日(木)13:15~16:00(予定)
    第65回全国消防技術者会議の第2日目午後に開催いたします。
  • 会場 :ニッショーホール(日本消防会館)
  • 定員 :定員:650名
  • 参加費:無料
  • 参加申し込み期間:8月14日(月)~11月23日(木)
    ※定員(650名)に達し次第、締め切らせていただきます。
  • 参加(聴講)申し込み方法:
    こちらから参加申込専用サイトにアクセスし必要事項を入力してください。
  • 問合せ先 :消防庁 消防研究センター 研究企画室

プログラム(予定)※発表タイトルは、現在仮題です。

【開会】13:15
13:15-13:20 開会の辞・趣旨説明 田村 裕之
(消防研究センター)
【研究発表1】
13:20-13:45 被災街区の建物構造等の概要 鈴木 恵子
(消防研究センター)
13:45-14:10 飛び火による被害 鈴木 佐夜香
(消防研究センター)
14:10-14:35 火災時の風について 篠原 雅彦
(消防研究センター)
【休憩】14:35~14:45
【研究発表2】
14:45-15:10 糸魚川市駅北火災と消防活動 未定
(糸魚川市消防本部)
15:10-15:35 市街地火災の延焼シミュレーションの活用 高梨 健一
(消防研究センター)
15:35-16:00 消防庁の取り組み 守谷 謙一
(総務課(併)消防・救急課)
【閉会】16:00
※現在調整中です。