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  • トラッキング火災等の前兆現象を把握できるシステムの開発に関する公募

 当センターでは、年々出火原因に占める割合が高まっている電気火災の予防対策について研究を行っている。電気火災のトラッキング火災や接触部過熱火災が二次側の建物内コンセント等で起こりそうな場合に、分電盤内での計測により、その前兆現象を捉え、注意喚起を行える機能を有するシステムを開発し、出火防止に寄与することを目的とする研究を共同で行う企業を下記のように公募する。

1.研究開発内容

 分電盤にセンサーを内蔵し、そこで得られる物理量から出火の前兆現象を把握するアルゴリズムを試作し、実際にその機能を有し注意喚起の情報を発することのできるシステムを開発する。

2.開発資金

 共同研究の分担部分はそれぞれの分担者が負担する。

3.研究期間

 共同研究契約成立から令和3年度末までとする。

4.研究開発に関する契約

 当研究センターと共同研究契約を締結すること。

5.研究開発に係る知的財産等

 共同研究契約に基づき、応分の権利をそれぞれが得るものとする。基本的には開発に応じて当研究センターおよび開発企業間で協議の上、応分の権利を得るものとする。

6.応募の資格

 電力送配電の技術、知見を持ち、施工等に十分な実績を有すること。分電盤、配線器具等の製造開発が行えること。

7.応募書類

 以下の書類を正1部、副3部を提出すること。用紙は全てA4とする。基本的には用紙は縦とするが、図面、表など特に必要な場合において横向きに使用することを認める。特にフォーマットは指定しない。全ての書類が提出された時点で応募とする。応募後の書類の差し替えは認めない。

(1) 表紙

A. 公募研究開発項目名
B. 応募企業名および公印
C. 代表者名およびその公印
D. 所在地
E. 実担当者代表者名、住所、電話、ファックス、e-mail

(2) 企業概要書

(3) 研究開発概要書

 出火の前兆現象を把握し火災の注意喚起を発することができるシステムの開発概要を示すこと。

(4) 応募参加条件の有無

 6.応募の資格の条件を有していることを示すこと。

(5) 研究開発体制

 担当者名及びその分担を明記すること。

(6) 資金調達計画書

 研究期間内の研究開発費の調達見込みを明記すること。

(7) 選考結果通知用はがき

 表面に実担当者宛名を明記すること。

(8) 共同研究申込書(様式第2号)およびその添付書類

8.選考

 当研究センターが設置する選考委員会により選考を行う。採択企業は1社とする。

9.日程

(1) 締め切り 令和3年1月25日(月)(必着)

 郵送、持参、宅急便等送付方法は特に指定しない。A4用紙に印刷し、提出すること。

(2) 選考結果の発送予定 令和3年2月1日(月)

 採択結果、採択理由は当研究センターホームページでも公表する。

10.応募書類の送付先及び問い合わせ先

総務省消防庁 消防大学校 消防研究センター
研究企画部 研究企画室
〒182-8508 東京都調布市深大寺東町 4-35-3
電話 0422-44-8331
Fax. 0422-42-7719
e-mail : toiawase2020@fri.go.jp

 問い合わせにつきましては、ファックスおよびe-mailでのみ受け付けます。担当者不在の場合、回答まで時間を要する場合がありますので、余裕を持って問い合わせ頂くようお願い致します。


書類等ダウンロード
トラッキング火災等の前兆現象を把握できるシステムの開発に関する公募広告[PDF]
様式2 共同研究申込書[DOCX]