平成26年度の募集は終了致しました。
ご応募いただきました皆様にお礼申し上げます。

平成26年度消防防災科学技術賞(消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学論文及び原因調査事例報告に関する表彰)応募要領

1. 趣旨

消防防災機器等の優れた開発・改良を行った者、消防防災科学に関する優れた論文を著した者及び原因調査に関する優れた事例報告を著した者を消防庁長官が表彰することにより、消防防災科学技術の高度化と消防防災活動の活性化に資することを目的として実施するものです。

2. 主催

消防庁

3. 応募方法

3.1 応募者の区分

応募者の区分は次のとおりとします。

(1)消防職員・消防団員の部
消防職員、消防団員の個人又は団体(都道府県消防防災主管課、都道府県消防学校等、消防防災に係わる公共機関の職員を含む。)
(2)一般の部
(1)以外の個人又は団体

消防職員・団員とそれ以外の者とが共同で応募する場合は、主たる応募者の所属によるものとします。

3.2 募集区分

作品の募集区分はそれぞれ次のとおりとします。

(1) 消防職員・消防団員の部の募集区分
①消防防災機器等の開発・改良
消防防災活動において活用するために創意工夫された機器等を開発又は改良したもの。
②消防防災科学に関する論文
消防防災活動における問題点を技術的な観点から解決又は考察したもの。
③原因調査に関する事例報告
消防機関において実施された原因調査で、消防防災科学技術の観点から解決又は考察したもの。
(2) 一般の部の募集区分
①消防防災機器等の開発・改良
消防防災活動において活用するために創意工夫された機器等を開発又は改良したもの。
②消防防災科学に関する論文
消防防災活動における問題点を技術的な観点から解決又は考察したもの。

3.3 応募方法

応募書類は、「応募書類作成要領」「表紙の記入方法」に則って、日本語で作成してください。

下記リンクより、それぞれの区分の「様式」をダウンロードしてお使いください。

①消防防災機器等の開発・改良
②消防防災科学に関する論文
③原因調査に関する事例報告

3.4応募書類の送付方法

応募書類は、紙媒体を正本、その書類の電子データを含むCD等(USBメモリ不可)を副本とし、その両方を送付してください(一個人又は一機関が複数の作品を送付する場合は、それらの作品を一枚のCD等にまとめても結構です。)。
電子データはMicrosoft Wordなど、編集可能な形式で送付してください(PDF形式は不可)。
応募書類以外の資料(カタログ、動画等)は送付されても審査の対象とはなりません。なお、受領した応募作品は返却しません。

送付先

〒182-8508 東京都調布市深大寺東町4丁目35番3号
消防庁消防研究センター 研究企画室

3.5 応募受付期間

平成26年4月1日(火)~5月9日(金)
(平成26年5月9日の消印有効とします。)

3.6 応募にあたっての注意事項

(1)共通事項
  • 過去に本表彰事業に応募されたものと同一の作品は対象外とします。
  • 一次審査を通過した応募作品は、受賞候補作品として、作品名、所属、氏名、作品概要が消防庁のホームページ上で公開されます。また、最終選考の結果、受賞が決定した作品は、全文が冊子にまとめられるとともに一般に公開されます。作品内の個人情報等の取扱いには十分注意してください。なお、これら公開にあたり、改めての意思確認は行いません。
  • 必要に応じて、所属組織内で事前の了解を取ることをお薦めします。
(2)「原因調査に関する事例報告」の場合
  • 係争中の事例ではないこと。
  • 応募者の区分が「消防職員・消防団員の部」に該当しない方は、「原因調査に関する事例報告」の募集区分には応募できません。

4. 審査及び評価のポイント

4.1 審査

  • 審査は紙媒体で提出された作品に基づき行われます。
  • 審査は、有識者で構成される選考委員会によって行われます。
  • 審査は、応募者の氏名・所属等を伏せずに行われます。
  • 7月頃に、審査過程にある受賞候補作品を消防庁のホームページ上で公開します。

4.2 評価のポイント

応募作品の審査にあたっては、消防活動に関わる現場の視点を重視します。
また、それぞれの募集区分における評価のポイントは次のとおりです。

(1)「消防防災機器等の開発・改良」の場合
技術的な創意・工夫を有するもの、安全性が担保されているもの、普及を推奨できるもので、今後の消防防災活動において活用が見込まれるもの。

(2)「消防防災科学に関する論文」の場合
技術的な創意・工夫を有するもの、先見性を有するもの、適切な検証がなされているもので、今後の消防防災の分野において応用・発展が見込まれるもの。

(3)「原因調査に関する事例報告」の場合
技術的な創意・工夫を有するもので、今後の原因調査業務の高度化、予防対策又は警防対策への寄与が期待できるもの。

5. 表彰について

5.1 受賞者の決定

受賞者は、9月頃に決定され、公表される予定です。なお、応募者には結果を通知します。

5.2 表彰の件数

表彰の件数は次のとおりです。

優秀賞

消防防災機器等の開発・改良10件以内
消防防災科学に関する論文10件以内
原因調査に関する事例報告10件以内

奨励賞

消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学に関する論文及び原因調査に関する事例報告 3 件以内

5.3 表彰式について

受賞者には、表彰式にて消防庁長官より表彰状及び副賞が授与されます。

5.4 受賞作品の講演、掲載等

  • 受賞作品については、第62回全国消防技術者会議(11月下旬開催)において、受賞者から発表していただく予定です(ポスター又は展示発表を含む)。
  • 受賞者、受賞作品(本文、図表及び写真)を消防庁及び消防研究センターの広報媒体等に掲載します。掲載にあたり、改めての意思確認は行いません。

6. 個人情報の取扱いについて

応募書類に含まれる個人情報については、作品の審査、表彰作品の発表及び事務局からの連絡業務においてのみ利用し、応募者本人の同意がある場合を除き、主催者以外の第三者に提供・開示することはありません。

7. 問合せ先

その他、ご不明な点がございましたら、下記の問合せ先までお問い合わせ下さい。

消防庁消防研究センター 研究企画室
〒182-8508 東京都調布市深大寺東町4丁目35番3号
電話:0422-44-8331(代表)  FAX:0422-44-8440
メールアドレス:hyosho2014@fri.go.jp